こんばんは!
マイマイです。
コロナ、増えてきましたね。
第7波だそうです。
コロナが出てきてから3年ほど・・・
人間。まだ苦しめられています。
コロナで亡くなる方もいます。
いまだに未知の病。危険な感染症です。
ここ数日で葬儀の現場でもコロナで亡くなった方の対応が急に増えています。
コロナで亡くなったらどうするの?!
自治体にもよるけど火葬に立ち会える場所もあるよ。でも一般的には志村けんさんの記憶のように、葬儀、火葬に立ち会うことはできずにお骨だけ帰ってくるイメージかな・・・
毎日葬式の現場にいるワタシ目線で
葬儀の現場を知って、コロナで亡くなる呆気なさ、制約などを知っていただけたらと思います。
分かっていても対策が難しいのがこのウイルス。
常に目、鼻、口を守り切るのは至難の業。マスクやフェイスガードだけではなく、鋼の精神も必要ですよね。
かといって全人類が外出しないわけにも行きません。
コロナウイルスで他界したら
いきなりですが
コロナで他界したら、まずご本人に近づくことができなくなります。
家族であっても、面会不可。
亡くなったら顔を見たり触れたりお花を入れたり、、、できなの??
そう。コロナの場合、強力な感染症扱いだから、周囲に伝染らないようにするんだ。
隔離されてしまいます。
周囲に害が及ばないように納体袋に入ることになります。
基本的に二重の袋です。
そして火葬しか行えません。
周囲は限界体制です。
万が一にでも故人からコロナウイルスが広まらないように。
【コロナ】と判断される二パターン
コロナウイルスで亡くなったと一言で言っても
パターンが2つあります。
医師の診断で
①コロナウイルスによって亡くなった場合と
②コロナウイルスが原因となって発生した病で亡くなった場合です。
一言でコロナウイルスで亡くなった、と言っても内容はイロイロなんだね!
直接死因コロナウイルスによって亡くなった場合
①の場合は病院にいる段階で隔離がなされています。
御本人に触れた場合、感染の可能性があるとされているからです。
葬儀社が持参する納体袋に入っていただくことになります。
その後、火葬場の空き状況と相談しながら
火葬を行うタイミングを決めます。
火葬に立ち会えるかは、火葬場のルール次第です。
このルールというのは、自治体によって違います。
例えば、少人数なら立ち会える火葬場もありますし、お骨拾いだけ立ち会える、一切立ち会えないところもあります。
自治体によるのも不思議な話ですが・・・
同じ日本なのに、国で統一されてないんだ〜。不思議〜。
火葬場で立ち会えたとしても基本的にお柩のフタを開けたり、お顔を見たりはできません
また、現状ではコロナ火葬を行う時間帯は、一般的な癌などの病気で亡くなった方と分けることが多いです。
朝から夕方が一般的な死因の方、夕方以降がコロナ死因の方、のようにです。
その為、お骨が手元に到着するのは夜になります。
葬祭施設に受け入れてもらえない
直接の死因がコロナだった場合、火葬の時間が遅くなるだけなら
お葬式ができそうな気がしますよね?
しかし実際は難しいのです。
それは、ご遺体を受け入れてくれる施設が無い(少ない)からです。
葬儀をしようにも病院からの移動先が簡単には見つけられないのです。
実際には一部の葬儀社で一時お預かりという目的で受け入れてくださるところがあります。
しかし、お葬式はできません。
やはり火葬のみです。
病院側も長く預かれないことが多いので、そのようなときはコロナ逝去でもお預かりを可能としている葬儀社に依頼しましょう。
コロナウイルスが原因となって発症した病で亡くなった場合
②は直接ではないが、以前コロナにかかっていて、それが原因で病気が悪化して亡くなった等の場合のことです。
これだけ流行していれば、当然罹患して治ったという方も多いですよね?
その方が別の病気で亡くなったとしたら
死亡診断書に記載されることが多いのです。
※かなり時間が経っていたり全く影響していない場合は記載されないこともあるようです
※コロナが死因でなくても、あとから検査をして陽性がでると、コロナ扱いになります。
コロナの記載があったら
死亡診断書に「コロナ」とか「covid19」など関連するような記載がある場合、コロナ扱いの火葬となります。
※自治体によってルールが違います
コロナの記載が無くても
死亡診断書に「コロナ」とか「covid19」などの関連するような記載が無くても、コロナの検査で陽性が出たならば、これもコロナ扱いでの火葬になるケースが多いです。
直接の原因ではなく、全く関係ない病などで亡くなったケースです。
つまりコロナと気づかずに周りの親族、医療関係者の方が接していることになります。
高い確率で周囲の方も濃厚接触者扱いになります。
この場合、葬儀社との打ち合わせや、自治体によって可能な収骨対応がしばらくの間できない、ということにもなりかねません。
稀なケースですが、もしこうなると、満足にお顔も見られないまま、急に濃厚接触者扱いになり、とても不自由で無情な見送りをせざるを得ないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コロナの関係で亡くなると満足にお別れもできぬまま、火葬を行うことになります。
ワクチンを打っても罹患はするという、なんとも対策の難しい病気です。
一類感染症であるうちは葬儀の待遇は変わらないでしょう。
・火葬しかできず葬儀ができない
・なかなか遺体を預かってもらえない
・お顔を見られるのは病院が最後
・コロナと気づいていなかった場合、周囲の方は濃厚接触者になる可能性が高い
お葬式の形は様々なので、お骨になってから葬儀をすることもあります。
地域によってはそれが通常の流れになっているところもあるようです。
そういうところは身体とお別れしたあとに、火葬をしているんだろうね。コロナだと身体とのお別れができない…
亡くなるときにコロナが関わってくるだけで
最期の時が寂しいものになったり
対面できずに不自由なものになったりと
コロナに振り回されることになります。
できる限りの感染対策をしていきましょう。
気をつけても気をつけても完璧ということはないので…
最後まで有難うございました!
ではまた!
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