3行まとめ
- 香典と弔電の「基本→応用」を最短で確認できるハブ。
- 迷いやすい“表書き・宛名・時期・相場”を先に押さえて失礼なし。
- 詳しい手順・文例・キャッシュレス対応は個別ガイドへ。
先に全体像を確認したい方は → 葬儀の基本知識まとめ
まず押さえる3本柱
- 香典の基本(相場・表書き・中袋)
- 弔電の基本(宛名・差出人・文例・届け方)
- 香典返し(時期・相場・のし表記)
最近はキャッシュレス香典も登場。会場運営の実務も合わせて確認しましょう。
→ 香典はキャッシュレスでもいい?マナー・受付実務
香典の基本(まずはここから)
- いくら包む?相場の目安:親族>友人>職場の順に高め。地域慣習があればそちらを最優先。
- 表書き:仏式は「御霊前(四十九日まで)」「御仏前(忌明け以降)」が基本。宗派により例外あり。
- 中袋の書き方:金額は漢数字(壱/弐/参)、住所・氏名は楷書で。(中袋はあれば丁寧ですがないケースも多いです)
- キャッシュレス可否:喪家と会場の意向が最優先。案内があれば利用OK、なければ控える。
→ くわしく: 香典はキャッシュレスでもいい?
弔電の基本(失礼にしないコツ)
- いつまでに?:通夜開始までが理想。間に合わなければ告別式まで/以降はお悔やみ状+香典へ切替。
- 宛名:喪主名フルネーム+「様」。連名は関係が深い順に並べる。
- 差出人表記:個人はフルネーム。会社関係は「会社名+部署+役職+氏名」。
- 文例の考え方:忌み言葉(重ね言葉など)を避け、事実+感謝+お見舞いを簡潔に。
→ くわしく:弔電の選び方・文例集
香典返し(忌明けの目安・相場)
- いつ?:四十九日後の「忌明け」に合わせて。即日返し文化の地域は当日+後日挨拶状の併用。
- 相場:いただいた額の1/3〜1/2が目安。のし表記は「志(こころざし)」。
- 品選び:食品・日用品など消えものが無難。宗教色の強い品は避ける。
→ くわしく: 香典返しはいつ?忌明けの時期・相場・のし表記
受付の実務(会場運営のミニTips)
- 芳名の取りこぼし防止:混み合う場合は筆記台を入口手前に1台追加。スタッフの声がけで動線を止めない。
- 香典の管理:現金・キャッシュレス・弔電を別トレーで仕分け。台帳や写真で控えを残す。
- キャッシュレス導線:QRは等身大の案内+受付列の最後尾で掲示。迷った方には個別案内。
- 弔電の読み上げ:通夜は代表数通だけ。残りは掲示や芳名録添付。長文は要約で丁寧に。
今日できるチェックリスト(5分でOK)
- 弔電手配は通夜までに。オンライン申込は到着日時と配送エリアを確認した
- 香典袋・中袋の書き方を一度練習した(筆ペンの準備)
- 香典返しの相場表を確認した → 早見表へ
- 会場運営の方はキャッシュレス導線の掲示位置を決めた → 実務ガイド
よくある質問(短く安心)
Q. 香典を現金で持参できない。キャッシュレスだけでも失礼?
A. 案内があれば問題なし。案内なしなら後日現金書留や振込でフォローを。記録が残る形が安心です。
→ キャッシュレス香典のマナー
Q. 弔電だけで参列しないのは失礼?
A. 事情があれば失礼ではありません。お悔やみ状+香典で気持ちを添えれば丁寧です。
→ 弔電の選び方(準備中)https://maimai-slowly.com/choden-choice/
Q. 香典返しは必ず必要?
A. 地域慣習によります。即日返し文化でなければ、忌明けに挨拶状+品が一般的です。
→ 香典返しの時期・相場
関連ページ(次に読む)
まとめ
気持ちを形にするのが香典と弔電。
形式に迷ったら、このページを“短い道しるべ”に。必要なページでくわしく確認できます。
→ 終活の入口 / 葬儀の基本知識まとめ