弔電を送る時、あわてない段取りは3つだけ。会場と時間を先に確定 → 宛先は“式場 気付” → 短文で申し込む。
本日中/当日に届けたいときほど、文字は短くシンプルに。読み上げやすさが、何よりの思いやりです。この記事では”最短で弔電を送ること”にフォーカスしてお届けします。
「最短で送りたい方は→電報サービス【VERY CARD】」
3行まとめ
・最短のコツ=「日時を先に確定 → 式場“気付”宛 → 短文で申込み」
・本日中/当日は午後の申込みが翌日扱いになりやすい。迷ったら会場着“気付”+喪主名で安全。
・用途別に当日/翌日着の候補を比較できるリンクを本文に掲載。
まず結論:最短で間に合わせる5ステップ
- 通夜/告別式の日時と会場を確認(案内状・施行社・喪主)
- 宛先は会場名+(通夜/告別式)受付 気付+喪主名にする
- 50〜100字の短文を用意(下のテンプレをコピペ)
- 到着日指定できる申込方法(web/電話)を選ぶ
- 申込後、備考欄に葬儀日時を追記 → 到着がズレそうなら会場へ一報
宛名の基本・連名・“気付”の詳しいルールは
「弔電の宛名・連名・“気付”の書き方(保存版)」
ケース別:いつまでに送ればいい?
本日中に届けたい(当日着)
・午前申込みが勝負。午後は翌日扱いになりやすい
・宛先は 「○○会館 気付 喪主 〇〇様(本日△/△ 通夜19:00)」 のように明記
・読み上げ前提で短文に寄せる(50〜80字)
明日届かせたい(前日夜の申込み)
・夜の注文は翌日午前〜午後の着。地域と締切で変動
・会場の受付時間に合わせて時間帯希望を入れる(確約ではない点は理解)
葬儀後に知った(遅延・お詫び)
・宛先は 「〇〇家 ご遺族様」
・冒頭に遅延のお詫びをひとこと添えれば丁寧
宛先の書き方:式場“気付”が安心(住所不明でもOK)
- 会場宛(おすすめ)
○○会館 気付 喪主 田中一郎 様(9/5 11:00 告別式) - 家宛(喪主不明時)
田中家 ご遺族様 - 会社・取引先宛
株式会社○○ 総務部長 山田太郎 様(本文で故人との関係を補足)
“気付”で送るときは、会場/施行社の取次可否を事前に確認すると確実。
送り方(web/電話/郵便)
- web:24時間申込可。到着日・時間帯指定の入力がしやすい
- 電話:操作が不安な家族に向く。読み合わせでミスが減る
- 郵便窓口系:地域・締切の影響が大きい。急ぎはweb/電話が実務的
迷ったらweb優先。ただし最終の締切はサービスごとに違うため、到着日の表示を必ず確認。
短文テンプレ(50〜100字:コピペOK)
仏式・一般
このたびはご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。安らかなご冥福をお祈りいたします。
神式
謹んでお悔やみ申し上げます。御霊(みたま)の安らかならんことをお祈りいたします。
キリスト教
ご逝去を悼み、心よりお祈り申し上げます。永遠の平安が与えられますように。
ビジネス(部署一同)
このたびのご逝去に際し、社員一同、謹んでお悔やみ申し上げます。
遅延(葬儀後に判明)
ご訃報に気づくのが遅れ、本日お悔やみを申し上げます。失礼をご容赦ください。
差出人の旧姓併記は 「山田花子(旧姓:佐藤)」 が安全。
詳しくは 「弔電の旧姓の書き方」
料金と台紙の目安(“総額”で比較)
- 費用は 台紙+印字+配送料 の合計で見る
- 2,000〜5,000円台が多く、上質台紙は〜8,000円も
- 「台紙◯円」は台紙のみの表示があるため、総額で比較
用途別の探し方(広告を含みます)
- 当日着を探す(楽天)
当日/翌日着対応の商品を一覧で確認
[リンク:楽天内の弔電カテゴリ(当日/翌日配送で絞り込み)] - 格式重視(上質台紙)
黒・銀・弔事向けの上質台紙を中心に
[リンク:お悔やみの気持ちをお伝えする電報サービス【VERY CARD】] - 低予算・最短優先
2,000〜3,000円帯の弔電を早見
[リンク:価格絞り込み済み検索結果]
よくある質問(FAQ)
Q. webと電話、どちらが早い?
A. 申込み自体はwebが最速。不安なら電話で読み合わせ。
Q. キャンセルはできる?
A. 印字・出荷前なら可の場合が多い。締切前に連絡。
Q. 領収書は?
A. 多くはマイページ/メール発行に対応。経費精算は宛名・但し書きを確認。
Q. 読み上げ順のコツは?
A. 肩書 → 氏名 → 本文 の順。会社名が長い時は略称+正式名を差出人欄に併記。
Q. 送った後の扱いは?
A. 写真で記録→節目に整理が無難。詳細は 「弔電の捨て方」
関連記事
・弔電の宛名・連名・“気付”の書き方(保存版)
・弔電の旧姓の書き方|差出人の併記ルール
・弔電の捨て方|写真で記録→丁寧に処分
・葬儀会館の見学チェックリスト
・香典はキャッシュレスでもいい?(受付実務)
・香典返しはいつ?相場
・事前相談のメリット・デメリット
まとめ
焦らない鍵は、会場・時間・宛先を先に決めること。
当日着は午前中に。 文面は短く、読みやすく。家族が当日ラクに過ごせるか——それだけを基準に、ていねいにいきましょう。
稀に全てが終わってご遺族が帰宅してから会場に届く弔電があります。当然受け取れずに業者に返すことになりますが、多くの場合は送り主に返すそうです。
せっかく送った電報を無駄にしないためにも、”いつまでに届くのか”を確認してから送りましょう。
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