推し活と終活:好きなものを残す、語る、伝える
〜エンディングノートに「推し」を書くという選択〜
はじめに:推し活と終活
「推しが尊い…」「ライブ最高だった…」
そんな日常の一コマが、もしもの時、誰にも伝わらず消えてしまうとしたら…?
「推し活って終活と関係あるの?」
そう感じる人も多いと思います。だけど、「推し活」こそが、あなたの人生そのもの。
エンディングノートは、難しいことを書くためのものではなく、あなたの「好き」を未来に残す、やさしいラブレターなのです。
恥ずかしさもあるかと思いますが、その時もうあなたはいない、、、思い切って出していくことも大事かもしれません。
なぜ、エンディングノートに「推し活」を書くの?
● 自分らしさのカケラを残せるから
「推し」は、あなたの生きた証。
好きなアーティスト、キャラクター、声優、スポーツチーム…それを語らずに人生を締めくくるのは、ちょっと寂しい。
● 家族や友人の笑顔につながるから
残された人が、あなたの「推し愛」に触れて「こんな人だったんだな」って笑顔になれるかもしれません。
● 最期のセレモニーも、推しと一緒に
「葬儀でこの曲を流して」「このグッズは飾って」
そんな希望を書くことで、あなたらしいお別れが叶います。
エンディングノートに書きたいこと5選
1. 愛しの推し、その名は…!
例)Stray Kids、YOASOBI、原神の鍾離先生、あんスタの朔間凛月、Janne Da Arc、刀剣乱舞の●● など
活動ジャンルや「どこに惹かれたか」を残すと◎
2. 沼にハマった証!
・初ライブの思い出
・推し仲間との絆
・聖地巡礼した話 など
あなたの人生の「熱」が詰まった記録です。
3. 私の財産(?)!グッズ・データの扱い
・形見にしてほしいグッズ
・大切なフォルダの場所(例:iCloud内の「推し活フォルダ」)
・消去希望のもの(ちょっと恥ずかしいやつ…)
4. 最後も推しと!お別れの演出
・流してほしい曲
・飾ってほしい推しグッズ
・ファン友だちへのメッセージ読み上げ希望 etc.
5. 推し活仲間への伝言・SNS情報
・X(旧Twitter)アカウント
・ファン同士でのオフ会仲間の名前
・「この人に伝えてほしい」推し語り仲間など
亡くなったあとにアカウントからお知らせがあれば、周囲の人も更新停止の理由がわかりますね。
書き方のコツと注意点
・メモアプリでもOK(例:Google Keep、Evernote、Notion)
・パスワードはそのまま書かず、「ヒント」や「保管場所」で管理
・テンプレートじゃなくてOK。「好き」を書くだけで十分
・家族には「ちょっと恥ずかしいけど、大切なものだから」と伝えておこう
まとめ:推し活は、あなたの人生の一部
「終活」は「死ぬ準備」じゃない。
「生きてきた証」を、あなたらしく整理すること。
そして「推し活」は、まさにあなたが生きた熱量そのものです。
まずは、小さな一歩から。
ライブで泣いた曲の名前を一つ。
一番好きなグッズの写真を一枚。
それを書き残すことが、あなた自身にも、未来の誰かにも、きっとあたたかな光になります。
関連記事もチェック!
📝 エンディングノートに書いておきたい10のこと|スマホメモにも使える簡単テンプレ付き
コメント