書き始めるのは、むずかしくない
「エンディングノート」と聞くと、なんだか重たく感じるかもしれません。
でも実は、もっと気軽に始めてもいいんです。スマホのメモアプリに1行だけ書く──それも立派な第一歩。
このページでは、20代・30代のあなたにも役立つ「10の項目」と、すぐに使える簡単テンプレートをご紹介します。
書けるところから、ちょっとずつ。全部埋めなくても、大丈夫。
この記事でわかること
- 連絡先や暮らしの情報、思いを残す10の記入項目
- 家族への感謝や趣味など、自分らしさを残すヒント
- スマホメモにコピーして使える10項目のテンプレート
- 書き始め方や保管・共有を詳しく知りたいときの関連記事
- 空欄を残しながら、書けるところから始める考え方
3行まとめ
- 10項目は確認用の目安。書けるところから、空欄があっても大丈夫。
- テンプレートをスマホメモにコピーして、少しずつ書き足せます。
- 置き場所と共有まで整えると、家族が迷わない。
こんなこと、残しておくと安心
1. 緊急連絡先
家族・友人・職場など、いざというときに誰に連絡してほしいか。
電話番号やLINE ID、SNSアカウントなども。
2. 医療・延命治療の希望
「延命治療は望まない」「臓器提供はOK」など、考えがあれば簡潔に記しておきましょう。
3. 財産・銀行・保険の情報
銀行名、口座、保険会社の名前や連絡先など。暗証番号は書かなくてOKですが、管理方法はヒントを残しておくと安心です。
4. SNS・サブスクなどのアカウント情報
使用しているSNSやネットサービスの名前を記しておくだけでも、後から整理しやすくなります。
5. ペットや植物の世話について
飼っている動物の名前や習慣、病歴、大切にしていることなど。
植物も含めて、「誰かにお願いしたい」気持ちがあれば、それを書いておきましょう。
6. 葬送や供養の希望
「お墓はいらない」「静かに送ってほしい」など、自分らしい送り方があれば素直に書いてOK。
無宗教の方でも、「お別れの会」のスタイルなどを自由に表現できます。
7. 感謝を伝えたい人・言葉
「ありがとう」「元気でね」──一言だけでも、気持ちを残しておけたら素敵です。
8. 推し・趣味・自分らしさを伝えるメモ
「このグッズは手放さないで」「この写真は捨てないでね」といったお願いも立派な内容。自分の好きなもの、大切なものを伝える場でもあります。
9. 大切な思い出やエピソード
人生のなかで「これは忘れたくないな」と思う瞬間を、一つでも。
10. 未来の自分へのひとこと
少し照れくさいかもしれませんが、「また笑って過ごせますように」といった、自分への励ましを書いてみるのもおすすめです。
スマホメモでもOK!簡単テンプレート
下の欄をスマホのメモなどにコピーし、ご自身の内容に書き換えてください。すべて埋める必要はありません。迷う欄は「未定」のままで大丈夫です。
【更新日】 年 月 日 【1. 緊急連絡先】 名前・関係: 電話番号など: 連絡してほしい順番: 【2. 医療・延命治療の希望】 かかりつけ医・連絡先: 持病・アレルギー・服薬情報: 今の希望(未定でもOK): 相談したい家族・信頼できる人: 【3. 財産・銀行・保険の情報】 銀行・保険会社の名前: 書類の保管場所: 問い合わせ先: ※暗証番号はここに記入しません。 【4. SNS・サブスクなどの情報】 サービス名: 契約情報や管理方法を確認する場所: 家族に伝えておきたいこと: ※パスワードはここに記入しません。 【5. ペットや植物の世話】 名前・種類: いつもの世話・注意点: かかりつけの動物病院: 世話を相談したい人: 【6. 葬送や供養の希望】 葬儀やお別れについて: 宗教・宗派・お寺との付き合い: 遺骨・お墓について: 家族に任せたいこと: 【7. 感謝を伝えたい人・言葉】 伝えたい相手: 伝えたいこと: 【8. 推し・趣味・自分らしさ】 好きなもの・大切なもの: 持ち物の扱いで伝えたいこと: 【9. 大切な思い出】 残しておきたい出来事: 写真や記録の場所: 【10. 未来の自分へのひとこと】 今の自分から伝えたいこと:
書きやすいところからで大丈夫。「書きたい」と思った時が、始めどきです。
まとめ:自分らしさと、ちいさな安心
エンディングノートは、「死の準備」ではなく、生きる整理帳。
書いてみることで、自分の気持ちや大切にしたいものが、少しずつ見えてきます。
誰かにとっての“困らない”は、あなたの“想いが伝わる”ということかもしれません。
肩の力を抜いて、日々の中で感じたことを、そっと書きとめてみてください。
目的別に選ぶ
いま必要な段階から選んでください。


コメント