遺体の安置場所はどこ?自宅・葬儀会館・安置施設の違いと面会・費用

安置室で寄り添う時間
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病院や施設で家族が亡くなると、比較的早い段階で「ご遺体の搬送先は決まっていますか」と聞かれます。

しかし、その時点では葬儀社も葬儀の形式も決まっておらず、

「自宅へ連れて帰ったほうがよいのか」

「葬儀会館へ直接搬送できるのか」

「安置施設に預けると、もう顔を見られないのか」

と迷う方も少なくありません。

ご遺体の安置場所は、単に火葬までご遺体を置いておく場所ではありません。

故人と家族が、火葬までの時間をどのように過ごすのかを決める場所でもあります。

私は一級葬祭ディレクターとして葬儀の現場を経験し、現在は電話対応や事前相談、火葬予約、安置室・式場の管理などを担当しています。

この記事では、自宅安置・葬儀会館などでの個室安置・預かり安置の違いを、面会条件や費用も含めて解説します。

この記事でわかること

  • 自宅安置・個室安置・預かり安置の違い
  • 葬儀会館に安置しても自由に面会できない理由
  • 預かり安置でも故人と面会できるのか
  • 希望する安置室が満室だった場合の対応
  • 安置期間が延びると増えやすい費用
  • 搬送を依頼する前に確認したい質問

この記事の3行まとめ

  • 安置は「場所」「面会条件」「ご遺体の保全方法」を分けて確認します
  • 葬儀会館や安置施設でも、個室安置と預かり安置では過ごし方が大きく異なります
  • 搬送前に「最初の搬送先・面会条件・満室時の対応・1日延びた場合の費用」を確認しましょう
搬送前に確認、安置先と面会条件

安置は「場所・面会・保全方法」を分けて考える

安置について調べると、自宅安置・会館安置・預かり安置・付き添い安置・保冷安置など、さまざまな言葉が出てきます。

わかりにくい理由は、「場所」と「利用方法」と「ご遺体の保全方法」が混ざっているからです。

安置は、次の3つに分けて考えると整理しやすくなります。

  • どこに安置するか
  • 家族がどのように面会できるか
  • どのような方法でご遺体を保全するか

「葬儀会館に安置する」という説明だけでは、家族が自由に会えるかどうかまではわかりません。

同じ会館の中に、家族が過ごせる個室と、葬儀社へ管理を任せる預かり安置室の両方があることもあります。

反対に、葬儀会館とは別の安置施設でも、予約をすれば面会できる場合があります。

大切なのは施設の名前ではなく、そこで家族がどう過ごせるかです。

一般的な安置方法をまとめると、次のようになります。

安置方法面会付き添い・宿泊主な特徴
自宅安置原則として自由自宅で一緒に過ごせる住み慣れた場所へ帰れるが、搬入経路や室温の確認が必要
会館・施設での個室安置会館の利用条件による可能な施設もある家族だけで過ごしやすいが、個室料や宿泊条件の確認が必要
会館・施設での預かり安置予約制・時間制限・面会不可など原則として難しい家族の負担を抑えやすいが、自由には会えない

葬儀社によって「霊安室」「安置室」「面会室」「付き添い安置」などの呼び方は異なります。

名称だけで判断せず、実際の利用条件を確認しましょう。

亡くなった直後は、葬儀より先に搬送先を決める

病院や施設で亡くなった場合、ご遺体をそのまま長期間置いておくことはできません。

そのため、葬儀の形式や祭壇を決めるより先に、最初の搬送先を決める必要があります。

主な搬送先は次のとおりです。

  • 故人または家族の自宅
  • 葬儀を行う予定の会館
  • 葬儀社が管理する安置施設
  • 火葬場などに併設された霊安室
  • 葬儀社の提携安置施設

ここで注意したいのは、葬儀社へ連絡したからといって、希望する会館へ直接搬送されるとは限らないことです。

会館の個室が満室だったり、夜間の受け入れに対応していなかったりすると、別の施設へ搬送される場合があります。

現場でズレが起こりやすいのが、「会館に安置できます」という言葉です。

家族は個室で会えると思っていても、葬儀社側は会館内での預かり安置を指していることがあります。

搬送を依頼するときは、

どの建物の、どのような安置室へ搬送されますか?

と具体的に確認しましょう。

一度でも自宅へ帰らせたい場合は、搬送前に伝える

「長く入院していたので、一度だけでも自宅へ帰らせたい」という希望がある場合は、最初の搬送を依頼する前に伝えてください。

先に安置施設へ搬送したあとで自宅へ移すこともできますが、再搬送の手配や費用が必要になります。

ご遺体の状態や建物の搬入経路によっては、自宅への移動が難しくなることもあります。

迷っている段階でも、

自宅へ一度帰らせることを検討しています

と葬儀社へ伝えておくと、搬送経路を含めて相談できます。

葬儀社が決まっていない場合

病院から紹介された葬儀社へ、必ず葬儀まで依頼しなければならないわけではありません。

まだ比較したい場合は、

まずは搬送と安置までお願いできますか。葬儀の契約は家族で相談してから決めたいです。

と確認してください。

搬送と安置だけを受ける葬儀社もありますが、対応や契約条件は会社によって異なります。

搬送後に別の葬儀社へ変更することも可能ですが、無料で変更できるとは限りません。

  • 最初の搬送費
  • 搬送先での安置料
  • ドライアイスなどの保全費
  • 新しい施設への再搬送費
  • 契約済みの場合はキャンセル料

などが発生する可能性があります。

「搬送だけの依頼が可能か」「どの時点で葬儀の契約になるのか」を確認しておきましょう。

亡くなった直後の流れは、「もしも親や身内が亡くなったら|最初にすること」で詳しく解説しています。

急いでいるときも、搬送前にこの5つを聞く

搬送を急いでいる場合でも、最低限、次の5つは確認してください。

  • 最初にどこへ搬送されますか
  • そこで故人の顔を見られますか
  • 面会には予約や時間制限がありますか
  • 希望する個室が満室の場合はどうなりますか
  • 安置が1日延びると、総額はいくら増えますか

電話では、次のように伝えれば確認しやすくなります。

病院からの搬送先を探しています。葬儀の内容はまだ決めていません。最初の搬送先と、安置中の面会条件を教えてください。個室が満室だった場合の対応と、安置が1日延びた場合の追加費用も確認したいです。

この段階で葬儀の細かな内容まで決める必要はありません。

まずは、故人をどこへ搬送し、家族がいつ会えるのかを確認しましょう。

自宅安置のメリットと注意点

自宅安置は、故人を自宅へ搬送し、火葬や葬儀まで安置する方法です。

自宅安置のメリット

自宅安置の大きなメリットは、時間を気にせず故人のそばで過ごせることです。

  • 入院が長く、最後に自宅へ帰らせてあげたい
  • 家族だけで静かに過ごしたい
  • 遠方の親族が到着するまで待ちたい
  • 施設の面会時間に合わせたくない

という家族に向いています。

故人の好きだった音楽を流したり、家族が交代でそばに座ったりできるのも、自宅安置ならではのよさです。

一方で、家族が付き添わなければならないという決まりはありません。

疲れているときは別の部屋で休み、葬儀社へ管理方法を確認しながら無理なく過ごしてください。

自宅安置の前に確認すること

自宅安置では、次の点を確認します。

  • ご遺体を安置できるスペースがあるか
  • 玄関・廊下・階段・エレベーターを通れるか
  • エアコンなどで室温を管理できるか
  • 弔問に来る人を迎える予定があるか
  • マンションの搬入経路や管理上の制限はないか
  • 後日、葬儀会館へ再搬送する必要があるか

マンションだから自宅安置できないとは限りません。

エレベーターや廊下の広さ、玄関までの経路、室内の状況を確認して判断します。

搬入する場面を近隣の人に見られたくない場合は、時間帯や搬入口についても葬儀社へ相談しましょう。

自宅安置でも費用がかからないとは限らない

自宅安置では、安置室の施設利用料はかかりません。

一方で、次の費用が必要になる場合があります。

  • 病院などから自宅までの搬送費
  • ドライアイスなどの保全費
  • 納棺やご遺体の処置費用
  • 自宅から葬儀会館への再搬送費

自宅安置だから必ず安くなるわけではありません。

葬儀プランに含まれている搬送距離や安置日数も確認しましょう。

葬儀会館などで個室安置する場合

葬儀会館や安置施設には、家族が故人と対面できる個室が用意されていることがあります。

葬儀社によっては「個室安置」「付き添い安置」「面会可能な安置室」などと呼ばれます。

自宅へ安置することは難しいものの、火葬まで故人と過ごす時間を持ちたい家族に向いています。

個室でも24時間自由とは限らない

個室安置だからといって、24時間自由に利用できるとは限りません。

次の点を確認しましょう。

  • 面会できる時間
  • 面会に予約が必要か
  • 夜間も出入りできるか
  • 家族が宿泊できるか
  • 寝具やシャワーを利用できるか
  • スタッフが夜間も常駐しているか
  • 飲食や持ち込みができるか
  • 線香やろうそくを使用できるか
  • 安置室と宿泊する控室が同じ部屋か
  • 個室利用料が何日分プランに含まれるか

「宿泊可能」と書かれていても、故人と同じ部屋で眠れるとは限りません。

安置室と親族控室が分かれていたり、通夜当日からしか宿泊できなかったりすることもあります。

「泊まれますか」だけではなく、

故人と同じ部屋で、いつから宿泊できますか?

と聞くと、利用条件がはっきりします。

会館を事前に確認する場合は、「葬儀会館の見学チェックリスト」も参考にしてください。

預かり安置は自由に面会できない安置

預かり安置とは、一般に、葬儀社や安置施設へご遺体の管理を任せる安置方法です。

家族が自由に出入りし、いつでも故人のそばにいられる安置ではありません。

この点が、個室安置や付き添い安置との大きな違いです。

預かり安置でも面会できる場合がある

預かり安置の面会条件は、施設によって異なります。

  • 安置期間中は面会できない
  • 事前予約をすれば面会できる
  • 決められた時間帯だけ面会できる
  • 1回あたりの人数や時間に制限がある
  • 面会室へ移してから対面する
  • 納棺後や火葬当日だけ面会できる
  • 面会室の利用料がかかる

つまり、「預かり安置=絶対に面会できない」とは限りません。

ただし、自由に会える安置ではないと考えたほうがよいでしょう。

特に、遠方の親族があとから到着する場合は、

その人が到着する日時に面会できますか?

と具体的に確認してください。

「面会できます」という説明だけでは、葬儀当日の短時間しか会えない場合もあります。

預かり安置が向いている場合

預かり安置は、次のような場合に利用しやすい方法です。

  • 自宅へ安置できない
  • 家族が付き添うことを希望していない
  • 自宅での弔問対応が難しい
  • 住宅事情や近隣への配慮が必要
  • 火葬まで家族の負担を抑えたい

一方で、故人とゆっくり過ごしたい家族には合わない場合があります。

費用だけで決めず、「火葬までに誰が故人と会いたいのか」を整理してから選びましょう。

「保冷安置」は面会方法を示す言葉ではない

「保冷安置」という言葉を使う葬儀社や施設もありますが、使われ方は統一されていません。

冷蔵庫や冷蔵室で管理する場合もあれば、専用の冷却設備を使用する場合もあります。

ここで大切なのは、「保冷安置」という名称だけでは、家族が面会できるかどうかはわからないことです。

  • どこで安置するか
  • 家族がどのように面会できるか
  • どのような方法でご遺体を保全するか

は、別々の確認事項です。

冷蔵設備を使っていても予約制で面会できる施設はありますし、面会できない施設もあります。

「保冷安置」という言葉を覚えることよりも、

どこに安置され、いつ、どのような形で顔を見られますか?

と確認するほうが実用的です。

希望する安置室が満室だった場合

会館を見学して個室安置を希望していても、亡くなったときに空いているとは限りません。

満室の場合には、次のような対応が考えられます。

  • 同じ葬儀社の別会館へ搬送する
  • 提携する安置施設へ搬送する
  • 一時的に預かり安置とする
  • 個室が空いてから希望会館へ再搬送する
  • 家族が希望すれば自宅へ搬送する

このときに変わるのは、安置場所だけではありません。

  • 面会できる時間
  • 故人の顔を見られる時期
  • 家族が付き添えるか
  • 再搬送費
  • 1日あたりの安置料

も変わる可能性があります。

現場では、希望する会館が使えるかどうかだけでなく、その前日までどこで過ごすのかが重要になります。

「安置室はありますか」だけでは十分ではありません。

希望する個室が満室の場合、最初にどこへ搬送され、いつ故人と面会できますか?

と確認しておきましょう。

安置期間と費用はどう決まる?

2025年に公表された厚生労働省のガイドラインでは、ご遺体の安置期間の平均は全国で約2.5日とされています。

ただし、これは調査上の全国平均であり、「通常は必ず2~3日で火葬できる」という意味ではありません。

地域の火葬場の混雑、季節、葬儀の日程、宗教者や親族の都合によって、安置期間が長くなることがあります。厚生労働省「事業者等における適切な御遺体の取扱い等に関するガイドライン」

安置が1日延びると、次の費用が増える可能性があります。

費用確認すること
安置施設利用料1日単位か、24時間単位か
個室利用料葬儀プランに何日分含まれるか
ドライアイス・保全費毎日追加されるか
冷蔵設備利用料安置料に含まれるか
再搬送費自宅や安置施設から会館へ移す場合に必要か
面会室利用料面会のたびに費用がかかるか
付き添い・宿泊費寝具やシャワーが別料金か

見積もりを見るときは、一つひとつの単価だけでなく、

火葬が1日延びた場合、総額はいくら増えますか?

と聞くのが実用的です。

「安置料はプラン内です」と説明されても、ドライアイスや個室料は別になっている場合があります。

また、プランに含まれる安置日数を超えた場合だけ、複数の費用が同時に増えることもあります。

葬儀費用全体については「葬儀費用の内訳」、金額が増えやすい条件は「葬儀の追加費用」で詳しく解説しています。

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安置場所まで含めて、葬儀社を比較したい方へ

葬儀プランの金額だけを見ても、実際の負担はわかりません。 資料を確認するときは、次の条件も一緒に比べてみてください。

  • 最初に搬送される安置場所
  • 個室安置と預かり安置の違い
  • 面会できる時間と予約の有無
  • 安置が1日延びた場合の追加費用

「よりそうのお葬式」では、葬儀の流れやプランを確認できる資料を無料で取り寄せられます。 すぐに依頼先を決めるのではなく、家族で条件を整理するための比較材料として使えます。

※対応する会館や安置方法、面会条件、追加費用は地域や施設によって異なります。契約前に必ず個別の条件をご確認ください。

安置場所は家族が何を守りたいかで選ぶ

安置場所に、すべての家族に共通する正解はありません。

家族が火葬までに何を守りたいのかを考えると、選びやすくなります。

家族が守りたいこと主な候補確認すること
一度、自宅へ帰らせたい自宅安置搬入経路・室温・再搬送費
できるだけそばにいたい個室安置・付き添い安置面会時間・夜間の出入り・宿泊条件
家族の負担を抑えたい預かり安置面会の可否・日時・人数制限
遠方の親族にも会わせたい自宅または面会可能な施設到着予定日に面会できるか
費用を抑えたい条件をそろえて比較安置・保全・面会・再搬送を含む総額

自宅安置だから安い、預かり安置だから必ず安いとは限りません。

また、設備の整った個室が、すべての家族に必要とも限りません。

面会をほとんど希望しない家族が高額な個室を借りても、負担だけが増える場合があります。

反対に、最後に会いたい親族がいるのに、安さだけで面会できない安置を選ぶと、あとから取り戻せない心残りになることがあります。

安置場所選びで大切なのは、豪華さではありません。

家族が必要としているお別れの時間を、無理なく確保できるかどうかです。

自宅や安置室でドライアイスを使うときの注意

ご遺体の保全にドライアイスを使用すると、二酸化炭素が発生します。

二酸化炭素は空気より重く、低い場所にたまる性質があります。

厚生労働省は、家族がご遺体と一晩過ごす場合には定期的な換気が必要であり、納棺後に棺の中へ顔を入れてのぞき込む行為を避けるよう示しています。

消費者庁も、ドライアイスによる二酸化炭素中毒が疑われる死亡事故を受け、次の点を呼びかけています。

  • 棺の中に顔を入れない
  • 室内の換気を十分に行う
  • 線香番などで一人にならない
  • 気分が悪くなったら、すぐに棺から離れる
  • 不明な点は葬儀社へ確認する

自宅で安置する場合は、ドライアイスを家族だけで動かしたり、棺の中を長時間のぞき込んだりせず、葬儀社の説明に従ってください。消費者庁「棺内のドライアイスによる二酸化炭素中毒に注意」

遺体の安置場所に関するよくある質問

マンションでも自宅安置できますか?

マンションでも自宅安置できる場合があります。

ただし、エレベーター・廊下・玄関の広さ、搬入経路、室温管理などの確認が必要です。

建物の構造や管理上の制限によって難しい場合もあるため、葬儀社へ階数やエレベーターの有無などを伝えて相談してください。

近隣の目が気になる場合は、搬入する時間帯や使用する出入口も相談できます。

預かり安置では故人の顔を見られませんか?

施設によって異なります。

面会できない施設もあれば、予約制・時間制限付きで面会できる施設もあります。

「面会できますか」だけでなく、次の点を確認しましょう。

  • いつから面会できるか
  • 予約は必要か
  • 1回何人までか
  • 何分程度会えるか
  • 面会料はかかるか
  • 故人へ触れたり、副葬品を持参したりできるか

安置後に葬儀社を変更できますか?

変更そのものは可能です。

ただし、最初の葬儀社へ搬送費や安置料を支払い、新しい葬儀社の施設まで再搬送する費用が必要になることがあります。

すでに葬儀の契約をしている場合は、キャンセル料が発生する可能性もあります。

変更を考える場合は、現在までに発生した費用と契約内容を確認してください。

葬儀社を比較するときは、「葬儀社の選び方|搬送・安置・担当者・追加費用を確認」も参考になります。

直葬でも安置場所は必要ですか?

直葬でも安置場所は必要です。

法律上、原則として死亡後24時間を経過するまでは火葬できません。また、実際には火葬場の空き状況や手続きによって、さらに日数がかかることがあります。e-Gov法令検索「墓地、埋葬等に関する法律」

直葬では預かり安置が使われることも多いため、火葬前に故人と面会できるのか、最後のお別れはどこで行うのかを確認しましょう。

自宅へ一度帰ってから会館へ移れますか?

対応できる場合があります。

ただし、病院などから自宅までの搬送に加え、後日、自宅から会館へ移す再搬送が必要です。

ご遺体の状態や建物の搬入経路によっては難しい場合もあるため、最初の搬送前に葬儀社へ相談してください。

何日くらい安置できますか?

火葬場の予約状況やご遺体の状態、施設の利用条件によって異なります。

全国平均約2.5日は参考になりますが、個別の家族に当てはまる日数ではありません。

安置できる上限だけでなく、期間が延びた場合の保全方法と追加費用も確認しましょう。

安置中にお線香をあげられますか?

施設によって異なります。

火気を使用できない安置室では、線香やろうそくを使えないことがあります。

預かり安置の場合は、焼香や読経そのものができない施設もあります。

枕経や焼香を希望する場合は、僧侶や親族が入室できるかも確認してください。

まとめ|安置場所は、火葬までの過ごし方を決める場所

ご遺体の安置は、主に次の3つの形で考えます。

  • 自宅で家族と過ごす自宅安置
  • 葬儀会館や安置施設で対面できる個室安置
  • 葬儀社や施設へ管理を任せる預かり安置

預かり安置では、家族が自由に面会することはできません。

ただし、施設によっては予約制や時間制限付きで面会できます。

また、「会館安置」「保冷安置」などの名称だけでは、家族がどのように故人と会えるのかまではわかりません。

搬送を依頼する前に、次の点を確認しましょう。

  • 最初にどこへ搬送されるのか
  • いつ故人の顔を見られるのか
  • 面会には予約や時間制限があるのか
  • 希望する個室が満室ならどうなるのか
  • 安置が1日延びると総額はいくら増えるのか

安置場所は、ご遺体を置いておく場所ではありません。

火葬までの限られた時間を、故人と家族がどのように過ごすかを決める場所です。

豪華な個室が必要とは限りません。

家族が大切にしたいお別れを、無理なく守れる安置方法を選びましょう。

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搬送を急ぐ前に、安置条件まで確認しておきませんか

亡くなった直後は、短い時間で搬送先を決めなければなりません。 その場になって初めて探すと、面会できると思っていたのに預かり安置だった、安置期間が延びて費用が増えた、というズレが起こりやすくなります。

事前に資料を見て、利用できる葬儀プランや会館の候補を知っておくだけでも、もしものときの判断はしやすくなります。 一社に決める必要はありません。比較する候補の一つとして確認してみてください。

※資料だけで判断せず、希望地域の安置場所、面会条件、プランに含まれる安置日数、追加費用を個別に確認してください。

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