葬儀の流れをわかりやすく解説|亡くなってから通夜・葬式・火葬まで

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身近な人が亡くなると、何から進めればいいのか一気にわからなくなります。
葬儀の流れは、一般的に 連絡 → 安置 → 打ち合わせ → 通夜 → 葬儀・告別式 → 火葬 です。

この記事では、亡くなってから見送りが終わるまでの流れを、日程の目安・親族の動き・家族葬との違いも含めて、実務目線でわかりやすく整理します。
まず直後の初動だけ知りたい方は、「もしも親(身内)が亡くなったとき最初に読むページ」から先に読むと混乱しにくいです。

この記事でわかること

  • 葬儀の流れを、亡くなってから火葬まで時系列でつかめる
  • 通夜・葬儀・告別式・火葬で何をするのかがわかる
  • 家族葬・一日葬・直葬で流れがどう変わるか整理できる
  • 親族や喪主が当日にどう動くかイメージできる

3行まとめ

  • 葬儀の流れは、連絡 → 安置 → 打ち合わせ → 通夜 → 葬儀・告別式 → 火葬 が基本です。
  • 亡くなってから葬儀が終わるまでは、地域や火葬場の状況によって数日〜1週間前後かかることがあります。
  • 家族葬・一般葬・直葬で形は変わっても、まず連絡し、安置し、日程を決めるところまでは共通です。

葬儀の流れは「連絡→安置→打ち合わせ→通夜→葬儀・告別式→火葬」

まずは全体像だけつかめば十分です。

連絡 → 安置 → 打ち合わせ → 通夜 → 葬儀・告別式 → 出棺 → 火葬 → 収骨 → 会食・初七日

細かいマナーは後からでも間に合います。
最初に必要なのは、順番を見失わないことです。

全体像から先に整理したい方は、葬儀の基本知識まとめ もあわせてどうぞ。

亡くなってから葬儀まで何日かかる?

一般的には、亡くなった当日に安置と打ち合わせを行い、翌日に通夜、翌々日に葬儀・告別式と火葬、という流れが基本です。
ただし実際は、火葬場の予約状況、式場の空き、宗教者の都合によって前後します。

都市部では数日待つこともあり、全体で3日〜5日ほど、状況によっては1週間前後かかることもあります。

また、日本では原則として死亡から24時間以内の火葬はできません
「すぐ火葬できる」と思っていると予定がずれやすいので、まずは葬儀社と火葬場の空きを確認するのが先です。

各ステップの流れと「この段階ですること」

連絡(訃報・葬儀社への連絡)

医師による死亡確認のあと、まず葬儀社へ連絡します。
この段階では、完璧に整理できていなくて大丈夫です。伝えるのは、亡くなった場所、故人の氏名、搬送先の希望、自宅安置か会館安置かの大枠で足ります。

親族や勤務先への連絡も、最初は代表者に端的に伝えるだけで十分です。
直後の流れを先に整理したい方は、もしも親(身内)が亡くなったとき最初に読むページ をあわせてどうぞ。

この段階ですること

  • 逝去場所と搬送先の希望を伝える
  • 故人の氏名・生年月日・宗教がわかれば控える
  • 親族への第一報は代表者中心で進める

安置(ご自宅/会館/安置施設)

搬送後は、ご自宅・会館・安置施設のいずれかに安置します。
枕飾りなどは、基本的には葬儀社が準備することが多いので、慌てて買いに走らなくて大丈夫です。

ここで大事なのは、面会できるか、何時まで可能か、駐車場はあるかといった実務面の確認です。
また、この段階で喪主を確定できなくても、仮で進めることはよくあります。

書類まわりが不安な方は、死亡届の書き方 も別記事で確認しておくと安心です。

この段階ですること

  • 安置先の面会ルールを確認する
  • 鍵、駐車場、搬入経路を把握する
  • 喪主を仮決めする

打ち合わせ(葬儀社と日程・式場・費用)

打ち合わせでは、日程、式場、葬儀の形式、人数、返礼品、会食、宗教者の有無などを決めます。
実際には、火葬場の空き → 式場の空き → 宗教者の都合 の順で固めていくことが多いです。

ここで迷いやすいのが、家族葬にするか、一般葬にするか、直葬にするか、一日葬にするかです。
形式の違いがまだ曖昧なら、一般葬とは?直葬(火葬式)と家族葬の違い家族葬のメリット・デメリット一日葬とは? を先に見ておくと判断しやすいです。

また、「そもそも何を相談して決めるのか」を整理したい方は、葬儀の事前相談とは? も相性がいいです。
葬儀社選びの比較軸を先に知りたい方は、葬儀社の選び方 もどうぞ。

この段階ですること

  • 参列人数をざっくり見積もる
  • 形式を決める
  • 返礼品と会食の有無を決める
  • 見積もりは総額で確認する

通夜の流れ

通夜は、一般的に夕方から夜にかけて行われます。
流れとしては、受付 → 開式 → 読経 → 焼香 → 喪主挨拶 → 閉式 → 通夜振る舞い が基本です。

受付は開始の30分前〜1時間前に始まることが多く、親族はそれより前に会場入りします。
通夜と告別式の違いが曖昧な方は、通夜と告別式の違い を先に読むと整理しやすいです。

チェックしたいこと

  • 香典と返礼品の受け渡し動線
  • 喪主挨拶の長さ
  • 通夜振る舞いを行うかどうか

葬儀・告別式の流れ

翌日の葬儀・告別式は、受付 → 開式 → 読経や儀礼 → 焼香 → 喪主挨拶 → 出棺 の流れが基本です。

考え方としては、葬儀は宗教儀礼、告別式はお別れの場 と分けると理解しやすいです。
参列者側の服装や数珠で迷う方は、葬式の服装と数珠の基本 へどうぞ。

チェックしたいこと

  • 喪主挨拶の位置
  • 出棺前のお別れの時間
  • 供花や花入れの流れ
  • 遺影や位牌、持ち出し物の確認

火葬の流れ

出棺後は火葬場へ移動し、炉前で最後のお別れをして火葬に進みます。
その後、待機時間を経て収骨を行います。

式を行わず火葬のみを考えている方は、「お葬式をしない」という選択肢 もあわせて確認してください。
直葬との違いまで整理したい場合は、直葬(火葬式)と家族葬の違い がそのままつながります。

チェックしたいこと

  • 誰が火葬場まで同行するか
  • 火葬場での待機人数
  • 収骨後の移動先
  • 会食や初七日の有無

会食・初七日

火葬後は、初七日法要や会食に進むことがあります。
最近は葬儀当日に初七日を組み込む形もありますが、地域や寺院によって運用は違います。

また、会食は必須ではありません。
家族葬では省略したり、簡略化したりするケースもあります。

チェックしたいこと

  • 初七日を当日に行うか
  • 会食を行うか、行うなら何人規模か
  • 返礼品を当日返しにするか後日にするか

ケース別の流れ(家族葬・一日葬・直葬・無宗教)

家族葬の流れ

家族葬でも、連絡 → 安置 → 打ち合わせ → 通夜 → 葬儀・告別式 → 火葬 という基本の流れは同じです。
違うのは、参列範囲を家族・近親者中心に絞ることです。

通夜振る舞い・会食・返礼品を省略しやすい一方で、あとから訃報を知った方への対応が課題になることもあります。
詳しくは 家族葬のメリット・デメリット をどうぞ。

一日葬の流れ・時間

一日葬は、通夜を行わず、葬儀・告別式 → 出棺 → 火葬 を1日で行う形式です。
「直葬だとあっさりしすぎるが、二日間は負担が重い」という場合の中間案になりやすいです。

流れ・香典・案内文例まで含めて見たい方は、一日葬とは? にまとめています。

直葬(火葬式)の流れ

直葬は、安置 → お別れ → 出棺 → 火葬 → 収骨 が基本です。
通夜や告別式を行わないため、費用や時間の負担は抑えやすい一方、親族への説明や気持ちの整理が課題になることもあります。

家族葬との違いは、直葬(火葬式)と家族葬の違い で詳しく整理しています。

無宗教葬の流れ

無宗教葬では、通夜や告別式の形はあっても、読経ではなく献花・黙祷・思い出紹介などを中心に進めることがあります。
流れの骨格は大きく変わりませんが、式次第の自由度が高いのが特徴です。

親族・喪主の“時間割”サンプル(当日)

ここでは、二日葬の一般的なイメージを簡単に置いておきます。

通夜の日

  • 開式の1〜2時間前:親族集合
  • 受付準備、席順確認、僧侶対応
  • 通夜開式
  • 焼香、喪主挨拶
  • 通夜振る舞い
  • 解散または宿泊対応

葬儀・告別式の日

  • 開式の1時間前後:親族集合
  • 供花や供物、遺影、持ち物確認
  • 葬儀・告別式開式
  • 喪主挨拶
  • お別れ、花入れ
  • 出棺
  • 火葬、収骨
  • 初七日、会食、解散

喪主目線で「結局、自分は何をすればいいのか」まで整理したい方は、喪主がやること全部リスト にまとめています。

友引と地域差(関西の実情)

葬儀の日程では、友引を避ける地域もあります。
ただし、考え方や運用は地域差があります。

また、初七日を当日に行うか、戻ってから行うか、会食をどの程度整えるかも、地域や寺院、家族の考え方で変わります。
正解を一つに決め打ちせず、その地域と家族に合う形で整えるのが現実的です。

よくある質問

葬儀の流れは家族葬でも同じですか?

大きな流れは同じです。
違うのは主に、参列範囲、通夜振る舞い、会食、返礼品の規模です。

亡くなってから何日後に葬儀をすることが多いですか?

一般的には3日〜5日ほどが目安ですが、火葬場や式場の混み具合によって前後します。
都市部では1週間前後になることもあります。

親族は何時ごろ会場に行けばいいですか?

通夜・葬儀ともに、親族は開始の1時間前後には到着していることが多いです。
受付や僧侶対応がある場合は、さらに早めです。

通夜と葬儀の両方に出る必要がありますか?

立場や地域の慣習によります。
近親者や喪主側は両方出ることが多いですが、一般参列者はどちらか一方のみの場合もあります。

火葬はすぐできますか?

原則として、死亡後24時間以内の火葬はできません。
さらに実際は、火葬場の予約状況によって待機が出ることがあります。

まとめ

葬儀の流れは、連絡 → 安置 → 打ち合わせ → 通夜 → 葬儀・告別式 → 火葬 が基本です。
細かな違いはありますが、最初に押さえるべき軸は共通しています。

大切なのは、最初から全部を理解しようとしないことです。
まずは全体の順番をつかみ、そのあとで喪主の役割、形式の違い、服装や数珠、死亡届など、必要なページに進めば十分です。

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